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一番の違いは、中南米では vosotros を使わないことでしょう。tuで話している相手でも、複数になれば、Ustedes (3人称複数)扱いとなります。
ただし、スペインで(スペイン人相手に)tu の複数にustedesを使ったからといって、反対に、中南米で(中南米人相手に)vosotrosを使ったからといって、通じないということはありません。
スペイン式に慣れている人にtu の複数にustedes を使った場合は、急にヨソヨソしく、かしこまった風に聞こえるし、中南米式に慣れている人に vosotros を使ったら、「出た!スペイン風!」とちょっと違和感がある(ちょっと気取った感じ?)に聞こえるというだけです。(笑)
私の場合は、昔はスペイン式で話すようにしていましたが、最近は中南米の人と接する方が多いので使わなくなりました。すると「慣れ」は怖いもので、慣れていない方の言い方を耳にすると変な感じがします。
スペインの語学学校のクラスメートで、「メキシコでスペイン語を習ってきたアメリカ人」がいたのですが、クラスメートに話しかける時にusted を使われると違和感がありました。同じクラスにいたスペイン式に慣れていた他の学生達もそう思っていたようで、「ボクらにusted使わなくていいよ」と言うのですが、本人は「わかっているんだけど。メキシコでは、ustedesというから、それに慣れてしまっているの」とのことでした。
また、私もグアテマラ人の夫と結婚した当時、義母が私一人に話しかける時には、tu で話しているのに、夫と私の二人に向って話しかけるときに、ustedes になるのに変な感じに聞こえたものです。
ところが、プライベートで中南米式に慣れてしまった今となっては、それが当たり前になってしまいました。スペイン人が書かれた書類を翻訳するという機会はあっても、フォーマルな文書には通常vosotrosは出てこないし、仕事で接する人とは usted で話すから、余計にvosotors を使うことがない。
生まれた時から中南米式スペイン語に慣れていて、日常生活でvosotros を耳にすることのない娘に至っては、スペインの絵本を読み聞かせていて "Vosotros sois 〜"と読み上げるなり
「ちょっと、ソレ、やめてくれる? ちゃんと読んで。」...ですから。(笑)
もちろん、vosotros というのがある、こういう活用があるというのは、スペイン人が話すのを聞いたときに理解するために、知っておく必要はありますが、自分で使いこなせるようにする(すっと口から出てくるように練習する)のかどうかは、スペイン人と中南米人のどちらと接触する可能性が高いのか(vosotros で話す機会が多くなりそうかどうか)で、選ばれたらいいと思います。
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