国によって、こんなに言い方が変わる(ジャンパー)


え〜。ここで、解説を終えたとしたら
すでに学習が進んでいる方々から

「casaca って何?」

「そんなコトバ、聞いたことない!」

「そんなスペイン語、あるんかい!?」


というご意見がくるかもしれないので(^^;)
もう少し、解説を続けますね(笑)


先日、ペルー人ママが息子に向って言ったセリフ


"Quitate la casaca."

その瞬間、「へっ??」となった

ドミニカ人ママ と 私 (笑)

お決まりの

「へ〜。あなたの国では、そう言うんだ〜!」

談義が始まってしまいました。

ドミニカでは「casacaって聞いたことない」
chaqueta というとのこと。

これが、微妙に使い方は違うかもしれないけど
一番どこの国でも通じるかと思います。

「上着」というイメージですね。

だから、ジャンパーだけでなく
テーラードのジャケットも指します。
"チャケタ" だから"ジャケット"に音は近い。


casaca を辞書で引いてみると

「長袖で裾は膝までの上着(18世紀)
現在では、礼装用の制服」 

とあるので、スペインで、
普通のジャンパーをcasacaというと
変に聞こえてしまうでしょうね。(^^;


スペインでは、ジャンパーは cazadora。


また、グアテマラではジャンパーは chumpa。
(これも、それ何?っと思われそうですが(笑)


こう言うとペルー人ママ曰く

ペルーでは、lana (毛糸)で出来ているのは
chumpa というそうです。

つまり、ニットジャンパーとか
カーデガン類のことですね。


それから、メキシコでは、chamarra。


昔、メキシコ人の通訳をした時に、
寒い日だったので、厚いジャンパーを身に付けて

"Vine enchamarrado."(ジャンパー着込んできたよ)と

言われた時は、「へ〜」と思いました。


というのも、グアテマラでは chamarra は毛布のこと。
enchamarradoは、毛布をしっかりかぶっている
という意味になるのです。


では、なぜ、enchamarrado と言われた時
「ジャンパーのこと言っているんだな」と
分かったのでしょう?

それは、明らかに、毛布にくるまってないし(笑)
ジャンパーの襟ぐりをつかんで
ぎゅっと着込むような動作をされたからです。


ペルー人ママのセリフが分かったのも

それを聞いた息子さんが
上着を脱いで、ママに渡したからです。

実際の会話では、状況やジェスチャーから判断すれば、
意味が分かることも多いですからね。


耳だけでなく、視覚も働かせて
会話を楽しみましょう。

編集後記

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